空き家見学に行ってきました

こんにちは。暖かくなってきましたね~。この前から家のことばかり書いているブログですが、実際に中古物件を見に行ってみよう!! と私の地元である佐賀県有田町の空き家見学ツアーに参加しました。

有田町ってどんな町? 

まず、九州の地図の中で佐賀県を探してください。ここですよ……。

さらに拡大。矢印でさしたところが有田町です。県境ですね。

有田町を簡単にご紹介。有田町は佐賀県西部にある人口約2万人の町です。佐賀県武雄市と長崎県佐世保市・波佐見町に隣接しています。他県の人に「地元どこ? 」と聞かれると「長崎に近い佐賀県」と答えています。創業400年の伝統を誇る「有田焼」の産地であり、古い白壁の町並みは伝統的建造物群保存地区に指定されています。美しい棚田や山、豊かな自然が広がり、自然と文化が融合した町と言えるでしょう。

今回は私の夫と娘、友人親子と一緒に参加しました。町の不動産屋さんや地域おこし協力隊の方に親切に説明していただき、終始なごやかに見学ができました。

小道・坂道好きにはたまらないですね……。

住んでいた人の歴史と想いがつまった空き家たち

2~3時間で5件回りました。お値段も100万円~1700万円と様々! 比較的古いお宅は改修が必要ですが、雨漏りがある箇所の修繕、キッチンやお風呂など水回りを新しくすれば快適に住むことができそうです。余裕があれば床を張り替える、瓦を葺き替えるなど住みながら徐々に改修していけばいいのではないかと思います。

新築物件の場合は、当然住むのはあなたが初めて。まっさらな状態です。空き家の場合は今までそのおうちを大切にしていた人がいます。そのおうちを引き継いで新しい歴史をつくっていく……中古物件にはそんな魅力があると感じます。

日当たりをチェック!

実際に物件に足を運んでみると、スペックだけではわからない家の雰囲気や周辺の町の雰囲気がわかります。東京に住んでいたときも2回引越しをしましたが立地はいいけどなんだかピンとこない物件、ちょっと古いけど住みたい! という気持ちがあふれてくる物件……と様々でした。

実際に見てみることで具体的なイメージが持てる

いつかは地方移住をしたいなぁと考えられている方は、一度空き家見学に行かれることをオススメします!  漠然とした「移住したいな」という気持ちから、より具体的なイメージを持てるようになります。できれば実際に移住した方とお話できる機会があるといいですね。

私たちも今回参加することで費用感や保育園・小学校までどれくらいかかるのか? 日常買い物する場所はどうする? など具体的に考えることができました。今すぐには移住に踏み出せないのですが、2~3年の間にアクションが起こせないかなぁ……と思っています。有田町では空き店舗ツアーも行われているのでお店を始めたい方はこちらに参加されるとよいかも。

アトリエがほしい人も地方はオススメ

お隣の長崎県波佐見町では、空き工房バンクなるものも! 例えば作家として独立したい方が自分のアトリエがほしい! と思っても都会だとなかなかのお家賃がしますよね。地方だと「この広さで、この家賃!? 」とびっくりするような物件がたくさんあります。一度地方に住んで働くことって、数年経って都会に戻ったり、企業に勤める場合も魅力的なキャリアになるのではないかなと思います。 私自身会社で面接に同席することが過去何度かありましたが、そんな経歴を持った人がもしきたらかなり食いつきます。(笑

追記)このとき見学したお宅がアリタカラに掲載されていました! 興味がある方はぜひ問い合わせてみてください。

有田の定住・移住サイト アリタカラ
空き物件インフォメーション
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波佐見空き工房バンク
こちらから

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