【佐賀移住】決定するまでの2大お悩み! 収入と子育て

こんにちは。急に涼しくなってきましたね。絶賛移住準備中の長田です。実際に移住するのは12月になりそうです……。ちょっとこのへんで移住を決定するまでに悩んだこと2つを振り返ってみようと思います。(写真は内容と関係ないですが唐津市の鏡山です。)

1.収入が減るのではないか

現在システムエンジニアの夫、OKURA WORKSは私がメインでやっているので、夫にはリスクヘッジのためにも会社員でいてほしい……。

「収入は絶対減る…。いくらくらいまでなら耐えられるのか…。」と試算したり、求人を調べまくったり……。今だってそんなに収入があるわけではないのに、お金が減ることに対する不安や思い込みって根深いな! と気づきました。移住系のブログを書いている方はフリーランスや自営業の人が多いので、「サラリーマンとして移住した人を知りたいよ~!」と思っていました。

結論として職種にもよりますが仕事はあります! 東京や福岡と比べると少ないですが、SEの求人も転職エージェントに登録すると非公開求人が色々とありました。ただお給料が高めの仕事は転勤ありが多いですね……。

同じ佐賀県内でも、佐賀市や鳥栖市への移住だったら福岡も通勤圏内なので選択肢が広がりそうです。あと時代の流れはリモートワークを後押ししている! ので可能ならばフルリモートの社員になるのもありですね。(結局夫は福岡まで特急通勤します。東京だったら1時間半以上通勤時間がかかる人なんてたくさんいるから平気だよね??笑)

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2.子どもにとって都会と田舎どちらがいいのか

カエルを探しながら散歩する夫と娘。

これは、私たちママ世代は皆頭を悩ませる部分でしょう。未就学児のうちは、保育園の入りやすさやのびのび遊べるところが多いなど田舎が優勢かなと思います。町内の保育園・幼稚園の見学に行きましたがどの園も新しく、園庭も広く魅力的でした。習い事のバリエーションがちょっと少ないのをネックに思う人はいるかもしれません。(ピアノ・スイミング・公文なら町内でもあります。プログラミング教室、ダンススクールとなるとお隣の市まで行かないとなさそう……。)

ただ中学~高校となると、都会の方が圧倒的に選択肢があります。人口が少ない県だと「普通科に進学したい場合は、成績順にここかここ。工業ならここ。商業ならここ。」と選択肢がほとんどありません。隣の県の私立高校も入れるともうちょっとありますが……。都会だとたくさんの選択肢があります。夫は高校受験の際、私立が第一志望で4~5校ピックアップ。都立も1校受けたらしい。そんなに選択肢があると悩みませんか!! 私は県立1校・私立1校しか候補にあげていません……。

また都会だと中学受験という選択肢もあるでしょう。夫が通ってた区立中学は25年前でクラスの半数が中学受験をしていたそうです。今だともっと多いかもしれません。田舎だと中学受験する人はほとんどいません。(と思っていたら、県立中高一貫校ができていました。昔よりは選択肢が増えていますね! 私立の中高一貫校はこちら。

大学・専門学校に通うにしても、県外に出る必要があり下宿費が発生します。
と、書いてみると都会のほうがいいじゃん! という感じがしますが都会の選択肢の多さやメリットをすべて享受しようとするとかなりのコストがかかるのではないか……?とも思います。

私たちも悩みましたが、様々な視点から考え……「うちの子は、どこに住んでも楽しくやれそうだし田舎で子育てするのも楽しいのではないか」との結論にいたりました。下記のようなことに魅力を感じでいます。


・自然のなかでのびのび遊んでほしい。
畑仕事や、キャンプや、釣りなどいろんな体験をしてほしい。田舎に住んでいるとローコストでできます。親も楽しい。

・異世代間交流でコミュニケーション能力を伸ばしてほしい
田舎に住んでいると地域の行事で違う世代の人と関わることが多く、コミュニケーション能力が鍛えられるのでは……と思います。うちの父は町民オリンピックのテニスの試合に中学生とペアを組んで出場したそうです。50代のおじさんと中学生が交流することって親戚でもない限りなかなかないですよね。

また、娘と曽祖父母(90代)、たくさんふれあってほしいなと思います。大正生まれの曽祖父母は昔のことを鮮明に覚えていて、色々な話をしてくれます。(戦前の有田や唐津の様子など、聞いていて面白いです。80年前に大相撲が町の神社で開催されたことがあるそうな。)

・有田は”歴史と文化を感じられる町”であること

有田は皆さんご存知のとおり「有田焼」の産地、日本磁器発祥の地です。(ブラタモリの放送楽しみ!)町を歩くだけでも積み上げられてきた歴史と文化を感じることができます。そんな環境で子育てするってなかなか面白いんじゃないかと思います。

例えば、町内の学校給食で有田焼が使われているということもすごいことだと思うんですけど、地元の人たちに言っても「へ~そうかな?」という感じです。町内の学校には窯があり、焼き物を作る授業があります。また、姉妹都市であるドイツのマイセン市との交流も盛んです。(私も行きましたが、とっても素敵な街でした!)

……というような情報は、webでもっと大きく発信されていてもいいような気がします。町の人が当たり前だと思っていて、魅力として認識されておらず発信されていないのかも……。 

ついでに言うと娘が通う予定の小学校、建て替えられたばかりでめっちゃきれいです。これも私が有田出身だから知っていること……。少人数の小学校という点にも魅力を感じています。

参考に、平田オリザさんの講演をまとめた記事。ちょっと長いですが面白かったです。
地方×教育の大きなヒントがあると思います。
http://www.fukutake.or.jp/ec/hito-no13.html

色々と並べましたが、結局は「親がどうしたいか」というところが大部分を占めているのではないでしょうか。子どもは都会でも田舎でも意外と順応すると思うんですよね……。パパ・ママが納得してストレスなく子育てできる環境があれば、どちらでもいいのだと思います。

しかし、子育てを含め今の暮らしを「もっとよくしたいな」と考えている人にとって、地方移住という選択肢もありだと思います。私たちもまだ実際に住んでいないので、これから実際に住んでみての感想を書いていけたらと思います!

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