絶景!岳の棚田で体験農園!その2

その1はこちらから

はじめての畑仕事! まずは畝づくり

晴れている日に出直した私たち。普段棚田で農業をされている農家の方に畝(うね)づくりを教えてもらいました。農作業をいままでやったことないので、畝づくりが必要ということもよく知らず……。一体どうやって苗を植えようとしていたのか……。(無知すぎる!) 今回は私の両親も手伝ってくれました。

まずは草むしりから。土をさわってみるとふわふわで、素人目にもわかる、上質に違いない手触り。ざくざく草を抜いていきました。

草がだいたい抜けたら、工具の柄を使って畝の幅の目印を書いていきます。まっすぐ引くのが難しい。

土を盛り上げていきます。普段デスクワークで筋力の衰えている私たちにはなかなかの重労働ですが、「体を使って働くっていいな~~」と夫。しかし農作業をするような服を着ていない。ふらっと山に着てしまった感、満載。次回はもっと考えてきたいですね……。山の上は風も日差しも強いので長袖・帽子必須です!


作った畝をもれなく壊していく3歳児。いいよ、いいよ!


畑っぽくなってきました。娘は「シルバニアファミリーの畑に似てる」と言っていました。これが本物だよ!!!


作った畝の上に、雑草がはえないように黒いシートを貼ります。風で飛ばされないように石や鉄の棒を置いて固定します。


ざくっとスコップで穴を開け、苗を植えていきます。


隣の畝にはシートを貼らず、種を植えていきます。農家の方に教えてもらいながら種をまいていく娘。適当にだいこんやにんじんの種を買ってしまったので「大丈夫でしょうか……。」と相談したところ「うん! なんでも実験やけんね。よかよか!」の言葉に安心。


土が乾燥しないように籾殻(もみがら)をまく作業。 山の上は風が強いので飛ばされてしまうことも多いらしいのですが、大事なにんじんやだいこんが乾燥しないようにまきます。娘はこの作業が一番楽しかったようです。

たくさんお水をまきます。今日の作業はここで終了!

農家の方にポイントを教えていただきながらの作業で、初心者の私たちでもなんとか畝をつくり形になりました。本当にありがたい!! 今後は週末、私の両親が行けるときに水まきをしたり、月に一度の共同作業日に参加しようと思います。両親も半ば無理やり私の手伝いをさせられた感じなのですが(笑 実際に苗を植えると愛着がわいて、母からLINEで「ずっと晴れてるけど畑は大丈夫かな?」と連絡がきたりするようになりました。

毎日行けるわけではない畑なのですが、いつもちょっと頭のすみっこに棚田の景色があるというか、あの素敵な景色の中に我が家の畑がある……と思うだけで癒される感じがします。

あとよかったのが小さな子どもでもできる作業がありすごくいい自然体験になっていると感じました。子どものうちにいろいろな体験をさせてあげたいと思っているパパママはたくさんいると思うのですが、畑仕事は最適だと思いますよ~!!

どうやって野菜ができているのか? どんな立地/地形で育つのか……など実体験がともなうと図鑑や教科書で見たときに記憶に残りそう。今後は小さな図鑑を持っていき実物と見比べてみる予定。習い事とはまたちがったよさのある贅沢な体験だな~と思います。またみんなで協力したり、わからないことは聞いたりするなかでコミュニケーション力もアップしそうです。

畑の近くにあるあじさい村も5月6日にリニューアルオープンしたそうです。
次回はぜひそちらにもよってみます!

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